平成25年 | 8/2 | 天候 | – | 気温 | – |
目的 | 近年住宅などで採用されている「断熱塗装」。屋根や外壁などに塗ることで熱を伝わりにくくする効果があるとされています。この塗装を行うことでどれほどの効果があるのか、また、当社のキャンピングカーでも採用できないかを試験します。 |
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テスト品 | 断熱塗装 |
測定器など | サーモマネージャーボタン型温度計 |
内容
1枚の鉄板を用意し、左は何もしない状態、そして、右側にだけ断熱塗装を行います。どちらにも温度の変化を見るべく、温度計を取り付けます。 | |
鉄板の裏側(塗装をしていない面)から一定の距離を取った場所からライト(熱)を加えていきます。 | |
約1時間、ライトを当て続け、温度の変化を調べます。 |
上記の条件の下試験を行いましたが、通常の塗装と断熱塗装とで1℃〜2℃の差しか出ませんでした。続いては、面を反対にし、ライト(熱)を加えていきます。
鉄板の表側(塗装をしている面)をライト側に向け、温度計の位置を反対に取り付けます。 | |
先ほどと同条件で1時間、ライトを当て続け、温度の変化を調べます。 |
結果
残念ながら、今回の当社のテストでは通常の塗装状態と断熱塗料を使用した状態とでの差は表面・裏面共に1℃〜2℃前後となり、大きな効果は出ませんでした。
コスト・手間を考えると今回のこちらの製品は採用しない事に致しましたが、今後も新しい商品や気になった商品がメーカーより発表された際は積極的に試験を行って参ります。
※カトーモーターの考え方にてテストを行っております。
公的機関でもございませんし、用途によってはもっと良い結果が出るかもしれません。
ですのでメーカー名や商品名は公表しておりません。
あくまでも今回のテストは、私どもが採用するかどうかのテストとなります。