カトーモーターのある新潟は夏には40℃を超えたり、冬も-10℃になることもあります。 気候の条件では過酷な地域です。
当社ではその中でキャンピングカーの断熱については長い間、試行錯誤を続けています。
何度も何度も試作を行い、その場その場に合った断熱材を何層にも配した当社独自の断熱加工。
断熱効果は冬の寒さ対策に限らず、夏の暑さにも効果を発揮します。様々な気温、気候で温度テストをくり返し行い、キャンピングカー業界においてトップレベルの断熱を維持しております。
断熱で当社を選ぶオーナー様も多くいらっしゃいます。
しかし、ただ暖かければよいという訳ではなく、当社ではその暖かさに「安心」も込めています。
当社で使用する断熱材や塗料はホルムアルデヒド・VOCなどの人体に有害な物質を一切含みません。
断熱はお客様からは見えない場所となります。だからこそ、キャンピングカーで心からゆったりとした時間を過ごして頂きたいから、断熱の素材も厳選し、暖かみと安心を両立したキャンピングカーを製作します。
大自然の中でのキャンプや、道の駅での車中泊。キャンピングカーは行く場所、泊まる場所を選びません。
だからこそ、どんな気候でも快適に過ごして頂けるよう、カトーモーターは断熱について長年試行錯誤をくり返しくり返し行ってきました。
結露などの湿気の問題、屋根に積もった雪から伝わる冷気の問題・・・天井は特に断熱に力を入れなければいけない場所です。
次世代断熱と呼ばれる材料を配した技術をご覧ください。
■五層薄型高性能遮熱断熱シート
外部からの熱を遮断し、内部の熱は逃がさないというアルミの優れた熱反射性能を活かし、輻射熱や冬の冷気に対し優れた効果を発揮します。
有害物質を含まず、安心してお使い頂けます。水分は透過せず、シート自体の内部結露もありません。
また、カトーモーターは運転席・助手席上部の天井部分にも断熱処理を行います。
メーカーによっては、運転席上部への断熱は行わない所もございますが、当社では、車内で可能な箇所は全て断熱加工を行っております。
■次世代省エネルギー基準対応パーフェクトバリア
医療用マットにも採用されている素材。グラスウール・ロックウールを超えた断熱性能があります。ホルムアルデヒド・VOCなどの揮発がなく、化学物質が気になる方にも安心してお乗り頂ける素材となっています。
また、「優れた吸音性」を持ち、天井部に使用することで雨粒などの音の問題や、湿気の問題などを解決します。キャンピングカーにて快適にお休み頂けるようにとバランス良く配しました。
■五層薄型高性能遮熱断熱シート
外部からの熱を遮断し、内部の熱は逃がさないというアルミの優れた熱反射性能を活かし、輻射熱や冬の冷気に対し優れた効果を発揮します。
有害物質を含まず、安心してお使い頂けます。水分は透過せず、シート自体の内部結露もありません。
また、エンジンルームからの熱が伝わりやすい運転席・助手席下部分にも施工を行います。
こちらも多くのキャンピングカーメーカーが、ベース車のカバーのみの場合も多い中、カトーモーターではこうした細かい部分への断熱も怠りません。
寒さだけでなく、夏の暑い時期にも雪国断熱は効果を発揮します。
■次世代省エネルギー基準対応パーフェクトバリア
医療用マットにも採用されている素材。グラスウール・ロックウールを超えた断熱性能があります。ホルムアルデヒド・VOCなどの揮発がなく、化学物質が気になる方にも安心してお乗り頂ける素材となっています。
また、「優れた吸音性」を持ち、天井部に使用することで雨粒などの音の問題や、湿気の問題などを解決します。キャンピングカーにて快適にお休み頂けるようにとバランス良く配しました。
■4mm 硬質発砲体ボード
独立した発砲構造により、合板の約3倍の断熱性がある素材です。
住宅の床暖房の下地にも採用されています。
同時に耐水性を持ち、湿気や水気による反り・変形も起こりません。
さらに、ホルムアルデヒドなどの有害物質もほとんど含まず、JAS・JISの安全基準で最も安全な「F☆☆☆☆」規格品となります。
■下地専用クッション材(特殊発泡層)
福祉施設や老人ホーム、保育園などの床に使われている特殊発泡層。
断熱効果はもちろんのこと、衝撃音も吸収します。素足で車内を歩かれる方やお子様への安全面を考慮して、ほどよい柔らかさと安心な素材を使用しました。
■重歩行用ポンリューム
一般ポンリュームと厚みが違います。
防音効果はもちろんですが、キズにも強く耐久性に優れます。
長く使って頂きたいから、こだわった素材を使用しました。
■タイヤハウスの断熱
多くのキャンピングカーメーカーがタイヤハウスを剥き出しのままにしている中、カトーモーターでは曲面で構成されたタイヤハウスに合わせて1台1台、 職人がハンドメイドで仕上げています。
タイヤハウスは家具で隠れてしまう事が多い為、普段は見えないところですが、 剥き出しにしておくよりは、キャンピングカーの室内における“断熱・防音の効果” が全く違ってきます。
また、結露も発生しにくくなる為、気づかないうちにタイヤハウス周りの床が水滴で濡れてしまう事を未然に防ぎます。
普段お乗りの車でもそうですが、暑さ・寒さは窓から伝わることが多いです。
特に冬場はウインドーからの冷気を感じたり、結露で窓が曇っている事も多いですね。
ウインドー面を塞がずに暖かさを維持するためにはどうすればいいか…。試行錯誤を重ね、今のカトーモーター独自の窓枠構造に辿り着きました。
熟練の職人が1つ1つ手作りした、ナラの無垢材の窓枠。
暑さ寒さを伝えず、湿気を吸収・放出し、快適な室内を保つ木材特有の性質を活かしました。これは住宅にも使われている、昔ながらの知恵と技術です。見た目にも、触れても暖かみのある、そして、高級感溢れるデザインです。
そしてその窓枠の内側にカーテンを組み込みます。「インナーカーテン」と呼ばれる技術で、窓枠とカーテンで窓からの冷気を遮断。断熱だけでなく結露対策にも非常に大きな効果を発揮します。
この技術はキャンピングカー業界において、カトーモーターが初めて採用しました。
(カーテン生地はお選び頂けます)
■更なる暖かさを目指して ~冷気ポケット~
窓枠とボディの間には、わざとすき間を設けてあります。お客様からは見えないこの空間は「冷気ポケット」と呼ばれ、下方へ降りる冷気の性質を利用して、窓からの冷気を室内ではなくこのポケットで受け止めます。
ポケット内の空気は車内温度により少しずつ暖められ、下降してくる新たな冷気と入れ替わります。
長年寒さと戦ってきた新潟県民だからこそできた、長年の研究と改良により、窓からの冷気も最大限遮ることが可能になりました。
■ミラーカーテン(遮熱カーテン)
近年住宅でも多く使われている遮熱カーテン。オプションで従来の遮光カーテンに縫いこむことができます。
太陽熱のカットにより車内の温度上昇を防ぐだけでなく、紫外線のカットや室内の日焼け防止効果もあります。
もちろん、キャンピングカー業界初の試みです。