早く笑いながら、乾杯したいものだ。
この二年間近くのコロナ過において、家にいる時間が増え、ますます映画やTVを見る時間が増えてしまっている。田舎なのだから、“ウォーキング”なんかに行き、体を動かすべきなのだろう。
しかし、ついつい、コーヒー片手に古いビデオを見てしまう。
何年か前のシーンが、“コロナの今”と全く違っている。マスクはしていないどころか、お酒を飲みながら大声で話し、笑っている。とても異常なくらいに盛り上がっている。もっと前になると、刑事ドラマや教師のドラマは、全くタバコを手から離さないし、とても顔と顔がすごく近い。大酒を飲み酔いつぶれている。健康や感染を考えると、何か抵抗感があるけど、皆自由でとても楽しそうだ。
何とか警察とか、SNSで批判の強い意見がマスコミに取り上げられるが、いつの時代も男性、女性に限らず、うるさい人が居て、うるさくない人、大らかな人が居るのだろうと思う。だけどいい大人が、電車の中で、マスクをしているかどうかで、喧嘩などしたくないものだ。この御時世となると、公の場に出る時は、ある種のヨロイを纏って、行動しないといけないのかもしれない。
自然の中や、個室だけが、ふっと人目を気にせず、自然体に戻ってもいい時だと思うと、少し淋しい感じもする。是非来春は、この感染が治まり、ちょっと遠出でもして好きな所に出かけて、お互い肩を叩き、笑いながら、乾杯したいものだ。